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クリスタルボールのご縁で~♪
今日はクリスタルボールの演奏会のご縁でフェルデンクライスの千葉ニュータウン中央のクラスに4人の方が体験に来てくださいました(#^.^#) もうお一人、久々に数年ぶりに参加してくださる予定でしたが、せっかく体験の方が大勢いらっしゃるのであればゆったりと出来るようにと手狭な会場の事を考えて次回にでもとご配慮してくださりました。お心遣い真にありがたいことです。

さて私は良いご縁で生きているようなものですが、今回もまた然り!であります。良きご縁で出会えた皆様に大変喜んでいただけ、さらには毎回は無理であっても月に一度でも来たいと言っていただけるのは教師冥利に尽きるのであります。

恒例の印象に残ったこと一つ二つですが、今回は以下のご質問をいただきましたが時間の関係上お答えできませんでしたので、一般論としてこの場でお答えしてみようと思います。身体のことに関してまったくの初心者向けの答え方となっていますので、冗長かつ厳密さ、正確さに欠けることはご寛恕ください。

事情により身体の筋肉が硬くなってくるため、それ以上硬くならないようにマッサージを受け、自分で動くと力むためになるべく力を入れないで動くように指導されているのだけれど、どう動いていいかわからない・・・というようなご質問でした。

これは、考えてみれば歳を取れば(若くてもたくさんいますが)ほぼ例外なく誰にでも当てはまる症状?ですね。別段、程度の差はあれど特別なことではない!ということですが、人によっては思いっきり不自由になります。つまり一般的ではあるけれども個人差の大きな問題です。

ではもう少し具体的に見てみましょう。身体が硬くなり動きが悪くなって、関節の可動域が狭くなり、動くのがツライので動かなくなり、故に一段と硬くなって・・・と繰り返されて巷で当たり前の如く見かけるお年寄りの姿になっていきます。

もう少し内部を見てみると、たとえば筋肉が硬くなり、動きが悪くなるわけですが、動きを支配しているのは脳からの命令ですね。今は話を簡単にするために専門的な神経システムの用語は省きます。さらに単純化して筋肉だけで考えてみます。

これを正確ではありませんがわかりやすく喩えてみると、ある筋肉のある部分(たとえば一ヶ所)が10の筋力で動くとします。それが10ヶ所集まれば100の筋力でその辺りは動くとなります。それがもっと多く集まっている、たとえば100ヶ所と仮定しますと計1000の筋力を動員できることになります。

では力むということはどういうことでしょう。たとえば100の筋力を動員してくださいと言われた時に、自分は100のつもりでも1000動員していたら900は無駄なわけです。エネルギーの浪費とその部分の消耗が起きることになります。ですから、力を抜け!と指導されるわけですが、自分は力は入れている実感はないのですから抜くことはできません!

さて、こんな動きでも若いうちは全然疲労感もなく、仮に疲れるとしても一晩寝れば治るかもしれませんが、年齢が上がればそうはいきません。だんだんと故障してくることになります。では何故故障してくるのでしょう。

先ほどの例で考えてみましょう。ある動きに100の筋力だけ動員すればプラスマイナスゼロだと仮定すると1000使えば900余分に働いたわけで、その消耗を補うために代謝してその破損した筋肉を再生させる必要が生じます。年齢が上がるとこの再生が追いつかなくなり、巷でよくみかける腰が痛い、膝が痛い、肩や首が痛いという現象がたとえば出現するわけです。

さぁ、そこでマッサージを受けました。人様のお力で代謝を助けてもらいダメージを受けた筋肉の再生を促してもらうわけですね。ではこの時、筋肉は再生するのでしょうか?これは当然ある程度は再生しますね。もちろん、破壊の度合いと年齢、生活習慣に多大な影響は受けます。

ではもう少し立ち入ってみましょう。この時、筋肉は発達するのでしょうか?さらに神経系も発達するのでしょうか?
答えはイエスです。ただし、マッサージを受けた刺激に反応する神経系が発達し、他力によって動かされた非常に受動的な筋肉(それも僅かな)が発達するはずです。

これを先ほどの例で考えてみましょう。900余分に働いたダメージを取り除くためにマッサージを受けたわけですが、余計に働いたのだから多少は筋肉はつくだろうと考えるかもしれません。もちろん、無駄な筋肉はつきます。つまり、同様の動きをする度により破壊しやすい動きをする筋肉はつくわけですし、より破壊的な動きを好む神経系も発達しますね。たとえば卵を割るのに握りつぶすほど力が要りますか?毎度、握りつぶしていれば握りつぶすのは上達するでしょうが、上手に割れるようにはなりません。割るために必要な筋力と力の加減が必要なわけで、そのように働く神経系も発達させなければ無理なのは当然ですね。

卵は割っても割らなくても問題は小さいと言えなくもないですが、もしこれが立ったり座ったりだったらどうでしょう。100の筋力でプラマイゼロ。余計な消耗も破壊もせず、当然、疲労も少なく故障もしない。900余分に使っている人は死ぬまで余計な900を使い続ければよいのでしょうか。

歳を取れば筋肉量は減少し、当然、筋力も減少するわけです。ですが900も使っているのだから、減ったって仮に半分以下の400だってお釣りが来るくらい鍛えているじゃないかと思う方もいるかもしれませんね(笑)

ここで神経の働きを考えてみましょう。座っている状態から立つと仮定してみましょう。ここで100の筋力で立つことが出来る人は100の力で立てるから100の筋力を出していることになります。つまり脳(中枢神経の感覚)では立つ筋力は100なんです。90では立つのが難しいのです。況や40では無理と感じるでしょう。だから結果的に90以下なんかでは立てない・・・となります。

では1000の人は・・・もうおわかりでしょう。この方が立つためには1000の力が必要なんです。余分な900なのではないのです。立つ、立てると実感するためには決して無駄ではありません。楽に立つためには無駄ですが(笑) ですから半分以下の400になってしまえばもう立つのは大問題と化すわけです。100の人は90しか出せなくなっても、なんとか頑張って10くらいは足せるかもしれませんね。

ですから、長い年月の積み重ねの差が歳を取ったとき思った以上の差を生むわけです。若いときは筋肉やそれに伴う筋力もあるので実感しにくいですが、歳をとればこんな事はみんな実感しだしまします。

ではどうすれば良いのでしょうか?
要するに100で済むことは100で済ませられるように探求してそのように動かせる神経システムに再構築すればよいわけです。そのメソッドの一つがフェルデンクライスメソッドです。

ついでに、100を50、さらには10以下で済ますことは可能でしょうか?
当然イエスです。また立つことで考えてみましょう。100の筋力を発揮するのに一ヶ所10の筋力と仮定すると10ヶ所働かせて立っていることになります。

では立つのに有効な20ヶ所働かせるとどうなるでしょう。倍働いたのだから無駄でしょうか?この場合、100の力でいいわけですから、1ヶ所辺り半分の5の力でいいわけですね。では立つのに有効な100ヶ所なら・・・1ヶ所あたり1の力で十分となります。つまり、一見、同じように立っているように見えても内実は無駄な900を使っているのか、100なのか、1なのかという恐ろしいほどの幅があるということになります。ちなみに、達人と言われている方々は当然この1の方向ですね。

フェルデンクライスではこの長いお話を一言で次のように言います。

『不可能なことを可能に、可能なことは容易に、容易なことは優雅に』

いくらマッサージを受けて筋肉を柔らかくしても、使うときに自覚があろうと無かろうと硬くしているならば、、破壊の速度のほうが年齢が上がるに従って上回っていくので、いずれは痛くなり、さらには動けなくなります。フェルデンクライスは900を100に100を50に50を1にしていき結果的に余計な力は使わないわけですから、筋肉が硬く成る必要もなければ硬いままでいる必要もないし、効率的な動きができるようになってくるに従って筋肉は結果的に柔らかくなってきます。

ご質問してくださった方、参考になるでしょうか?実際に体験されたことを長々と文章にしてみました。ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました
【2010/05/25 20:50】 | フェルデンクライス・メソッド | トラックバック(0) | コメント(0)
いざ!自由へ フェルデンクライス・メソッド


フェルデンクライスを柱に、スポーツや武道、ダンス・バレエ、音楽・芸術などの表現を上達させたい人へ、そして、健康的で心豊かに日々を過ごしたい人に役立つことを・・・

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Author:kanfuboy7
フェルデンクライス・プラクティショナー

夢は猫や虎のようにしなやかに自由自在に動く爺になる事です(笑) 現在、夢に向かってばく進中?

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