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疑問に応える 48 変化をしたくないならば変化しなければならない
サブタイトルはイギリスのブレア元首相が言った記憶があります。チラッとTVで見ただけなので、細かい経緯は知りませんが、その言葉が印象的だったので、未だに記憶に残っています。

言葉だけ眺めれば(聴けば)、矛盾ですが、このブログでお付き合いしてくださっている方々には何となくではあっても、脳裏を過ぎる、引っ掛かるものがあるかと思います。

要するに彼は、古き良きイギリスの文化や歴史、伝統的なライフスタイルなどを変えたくないのならば、激動の世界情勢の渦中にあって、それらが継続できるように、そのシステムを変えて(改善して)いかなかければならない。さもないと、失いたくないのに結果として失ってしまう!!!というような事を言いたかったのでしょう。

前回と合わせて説けば、動物(生物というより自然)も、社会(歴史、例えば国々の栄枯盛衰など)も、人間(個々人の認識)も同じような原理(法則)で貫かれているわけです。

つまり、ヘラクレイトスの発見した、万物は流転する!という法則を個別の分野や事例で、その世界の言葉で語っているわけです。

だとすると、流転は必然であるにも関わらず、流転したくない場合は・・・となるわけですが、万物に通じるような高度な法則ですから例外はないわけです。

ですが、この法則は長い目でみれば、流転するは必定であると言っている抽象性の高いものです。どのような必然性の過程を辿るか、辿らせられるかという過程の構造にまでは踏み込んでいません。というより、捨象しているわけです。

生物は、代謝という形を取って、外界から絶えず新しいモノを摂取し、自己化し、老廃物を排出するという形式を生み出しました。つまり、絶えず変わることで変わらないという道です。それでも、限界が来た時、DNAで次ぎの世代に自らを引き継ぐという形ですね。

歴史を眺めてみると、古来より様々な民族や国々の栄枯盛衰がありました。様々な民族や国々が勃興し、栄華を極め、衰退し、時には滅んでいきます。ヘラクレイトスの言った通りの過程を皆、辿っていきますが、もう少し、その内実に立ち入ってみると、変化の仕方に違いがあります。数世代、時には一世代で終わってしまうような国々がたくさん有る中で、ローマ帝国のように2千年近く(諸説ありますが)続いた国もあります。

その差は何かといえば、ブレア元首相が言った変化を上手く(当然ダメな方向もあります)行えたか?ということでしょう。

そして、この万物に適応できる論理から眺めてみれば、新しい環境(外界の変化)に、前回の彼も彼女もそして、これから書く私も適応(変化)しているでしょうか?となるわけです(笑)


もうここまで分かれば、同じ論理ですから私の頭の中も同じなので、読む必要もありません(笑)ですが、別な側面でも興味深い事がありますので、次回以降に繋がるので書いておきましょう。この側面は彼にも彼女にもあります。要はそこから何を学べるか?ですが、これは個人差があります。学べないかもしれないし、学ぶ前に命を落としてしまうかもしれないわけで・・・

インドやスリランカ、ネパールには仏教の四大聖地とか八大聖地、ヒンズー教のやはり四大聖地や八大聖地などがあります。各宗徒にはまさに聖地なわけですが、私には今流行のパワースポット巡りのようなものです。結果として、四大とか八大とか名の付く聖地は全部巡りましたが、例えば真面目?なヒンズー教徒の人に言うと、呆然とした眼差しで、ニルバーナ(涅槃)に行ける!!!と度々絶叫されました。彼らの真面目さ、真摯さを思うと自分の軽薄さは情けないですが、その場所に行きたいという情熱は、何故かは分かりませんが、彼らに負けず劣らずありました。

というわけで、何故かインドに行くハメに陥った私は、泣く泣くインドに行く事になりました(笑) この経緯は書きませんが、まさに泣き面に蜂!の如くです。

さて、もう何から何まで、矢継ぎ早に不測の事態の連続ばかりに遭遇することになるわけですが、そんな事を書いていたらインド旅行記になってしまいます(笑)

肝腎のところだけ書きます。本当は、その各状況の時の認識に踏み込むと面白いですけど(笑)

仏教の四大聖地を巡り始めた時からそれは起きました。

そこで食べたものが大当たりだったようで、アメーバー赤痢に罹りました。赤痢の超強力版ですね。コレラほどではありませんが、いずれ確実に死にます。死ぬまで下痢が止まりませんから(笑)

サルナートからバスを乗り継ぎ、8時間くらいだったと思いますが、クシーナガラーに到着。そこで、一気に発病しました。まぁ、普通じゃないのはトイレに行けば分かりますから、しまった!!!となり、そこから何日くらいで死ぬかと逆算を始めるわけです。いとも簡単に書いてますが、頭の中はパニックです(笑)

この時は嘔吐と下痢で寒気もして、衰弱が一気に進みました。インドでは基本、何でもカレー味です。体調が崩れると臭いだけで吐き気を催し、身体がカレーを受け付けないんですね。そこで、リンゴだけを囓りながら、水分を補給し、まずは静養し少しでも体力を回復してと、勝手に判断しました。

当時はクシーナガラーには、政府公認の立派(他があまりに酷いので)なツーリストバンガローと巡礼宿が幾つかありました。窓もない土蔵のような造りで、簡易ベッド一つあれば良い部類です。そして、まずはノミやシラミ、南京虫付きです(笑)

身体がきついのに、虫たちとの格闘は辛すぎるので、当然、ツーリストバンガローに宿泊です。クシーナガラーはお釈迦様が亡くなった場所ですが、私が死んだとて、シャレにもなりません。馬鹿なバックパッカーが下痢で死んだだけですから(笑)

とてもじゃないが、下痢が止まらず、バスの旅は続けられないので、支配人に数日泊めてくれと頼むと、それはダメだと断られました。

体調が悪いからと何度も頼むと、泊めてやりたいのはやまやまだが、明日は団体が入っているから無理だと。今日は泊まれるのだから、ラッキーじゃないか!と慰められる始末で(苦笑) 巡礼宿はとてもじゃないけど、泊まる気にはなりません。仕方なく、下痢を減らすために断食して翌日、ルンビニーに旅立つ事にしました。

ルンビニーはネパール領で、インドとの国境近くですが、バスを何度か乗り継ぎ、入国手続きをしてやっと到着。今では日本の援助もあり法華クラブなど立派な施設もありますが、当時はやはり、ツーリストバンガローと巡礼宿のみ。当然、選択肢はツーリストバンガローのみです。そして、幸運な事に、そこには日本語が多少分かる従業員もいました。日本からの仏教徒の団体が時期によっては結構来るので、日本人向けのスタッフでした。

彼に事情を説明すると、おかゆと梅干しを持ってきてくれました。この時は涙が出るほど嬉しく(笑) おかゆと梅干しなら身体が受け付けてくれるので、しみじみと自分は日本人だなぁと(笑)

元気も出て、ここなら、何とかなりそうだと希望も出てきたので、ここに何日か泊めてくれと頼むと、キッパリとそれはダメ!と断られました。彼曰く、君はラッキーだよ!今日泊まれたじゃないか!明日からはタイの団体が入っているからダメだよ!

ひょっとして、クシーナガラーからタイの団体が私の後を追いかけてるのか?!? 彼曰く、ニヤリ!と笑いながら、そうだね!本当に君はラッキーだよ!今日は泊まれるんだから!・・・私は、身体にこんな良い場所はないとの思いで、どこか、物置でもいいからないか?と頼むと、ダメだとキッパリ。

仕方なく、他の宿を当たるしかなくなりましたが、当時は、巡礼宿のみですから、ルンビニーにはないので、またまた断食でバスを乗り継ぎ、ネパールのポカラまで行くことに。

ポカラの湖の近くのホテルに泊まることにしていたのですが、バス停がレイクサイドからかなりの距離があり、衰弱している身体では息も絶え絶えで、やっと探し当てたホテルに行くと、従業員同士がおしゃべりしていて私の相手をしません。

私はまっすぐ立っていられないので、両膝に手をついて話す時に身体を起こすのですが、ハエを追い払うように相手をしないのです。交渉する気力も体力もなく頼むからと拝むような仕草をすると、日本人は日本人のところに行け!と追い払われてしまいました。

朦朧としながら、彼らに言われた、日本人のロッジ(当時はレイクサイドにあった)、スルジェハウス(平尾昌晃さんの弟さんが経営)に辿り着きました。

平尾さんは、私を見るなり、君はラッキーだねぇ~!今朝、ドミトリーのベッドが一つ空いたよ!ズーッと最近、フルだったからなぁ。

とにかく、宿がキープでき、日本語も通じる事のありがたさ!!!その部屋に居た日本人にテトラサイクリンという抗生物質を飲めば治るよ!と言われ、これで治ると気分も上々!とまではいきませんが、助かった!!!と思ったの束の間・・・治らないんです(T_T)

数日のうちに、どんどん症状が進行し、骨と皮だけになっていきました。歩くのも骨が軋んで痛いんです。平尾さんも、流石に死なれるとマズイと思ったのでしょう。ロミラさん(ロミラの夢という本の主人公の女性)を私に付き添わせて、医者に行かせました。ロミラさんは日本語も話せたので通訳してくださいました。

クロロストレップという当時は最強の抗生物質を処方し、君はラッキーだねぇ~!!!明日来てたら死んでたね!!!と真顔で言われました(苦笑) 二度と汚いものは食べないようにね!次ぎ、再発すると死ぬから!とも言われました(T_T) まぁ、2年後、性懲りも無く、また行ってネパールに入って速効で再発することになるわけですが(苦笑) この時には知る由もありません(笑)

さて、何度も、ラッキーと言われ続けると、さすが下根の私でも、これはなんじゃ???と疑問が湧くわけで(笑)

長くなったので、続きは次回!
【2012/05/02 19:26】 | 上達 | トラックバック(0) | コメント(0)
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