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疑問に応える 51 若いとき・・・
若いとき・・・以下に続く言葉は人それぞれでしょうが、若いとき・・・と呟くような方はそれなりの齢を重ねた方でしょう。

若い方(文字通り、10代とか20代前半とかの実年齢が若い方対象です。気持ちが若いとかは今はナシ!)は過去へ思いを馳せる人達の姿から自分の未来を想像&創造してください(笑)

さて皆さんは、若いとき・・・と呟く時、・・・にどんな言葉が続きますか?

例えば、自分が若い頃は○○だった!とか、若いときは××できた!とか、若ければ△△できたのに!とか、etc. つまり、かつてはできていたり、可能だったけれど、今はもう無理という感慨を抱く、そういう感覚や感情、思いがこもりながらの呟きですか。

あるいは若い頃は○○だったし、今も○○だ!とか、若いときは××できたし、今も××できる!とか、etc. こういう思いが過ぎる方もいるでしょうが、この場合、現役ともいえますので、普通、若いころ・・・という思いは過ぎりませんね。ただし、今の自分と若い頃を甚だしく誤解?勘違い?されている方もたくさんいます。子供の運動会で張り切ってアキレス腱を切るお父さん達など(笑)

もちろん、若い頃には、今のようなモノの見方、考え方は到底無理だった!というような建設的な捉え方もよくある事です。これの内実に踏み込んで考えてみるのも興味深いですが、これはいずれという事にしましょう。

ですので、通常、若いころ・・・という件を使う方は、それなりの齢を重ねて、今の自分を若い頃と対比させることができるくらいの経験を重ねて、どちらかというと若い頃は出来たけど、今はちょっと・・・という方が大半でしょう。

要するに、齢を重ねるに従って、今まで出来たモノが出来なくなったり、やるのが難儀、難事になってきた今日この頃であるので、多少の、あるいは大いなる感慨を内に秘めて、過去に思いを馳せるということになります。

こんな事は別段、説明するほどの事でもなし、言われなくてもわかるよ!!!という実感を込めて皮肉の一つも言いたくなる方がほとんでしょう(^_^;)

ですから、考えてみるのが好きな私はもう少しこの意味を考えてみたくなるわけです(笑)

私は長年フェルデンクライスを教えていますので、人の変化(≒成長)を目の当たりにしてきているわけですが、長く続けている方の初期の頃の呟きの特徴の一つに、『若いころ・・・』というものがあります。・・・に入る言葉は当然、フェルデンクライスをやっていれば!というものです。

つまり、今、フェルデンクライスをやってこんなにいろいろな可能性が開けてくるのであれば、若いときにやっていれば、随分と違う(もっとハッピー)人生を歩めたのに!!!という強烈な思いです。

まぁ、今更言ったって仕方ないわけですが、頭レベルの知識ではなく、感覚を伴った感情ですから、本人にとっては返す返すも残念!という強烈な思いが沸き上がってくるのでしょう。気づかなきゃ仕方ないで済んでいたのに、ひょっとしたら別の道があったのか!!!!!!!という痛恨の極みを抱く方もいるかも(苦笑)

過去には戻れません。それもまた人生~♪としか言いようがないのです(笑)

で、しばらくすると、ああしていれば、こうしていれば、と過去の自分の失敗や反省を口にしていたこの人達もいつの間にやら、黙るというか忘れてしまいます。それは、今更仕方ないからという消極的な理由からではなく、フェルデンクライスをやっているうちに、更なる可能性が開けてきて、今と今の連続していく未来が身に染みて実感できはじめ、どうにもならない過去なんぞに拘るより、選択肢のある今、そしてその自分の選んだ選択肢から生じる未来に希望を見いだしたほうが遙かに楽しいと気づくからです。

明るい未来を信じているのではなく、未来は自分で選べるという当初は微かな、後には強烈な実感が、そして長く続けている人にとっては、そんな事は当たり前すぎて云々する感覚を忘れているいような段階を経ていきます。

さて、若いとき・・・と呟いているなぁと実感のある方はいつまで呟きますか。若いとき・・・は死ぬまで続きますよ(笑)

30歳で20歳の頃を多少の実感がこもって呟くようであれば、50歳になったら遠い眼差しで若かりし頃の思い出に浸るなんて事にもなりかねません。70歳過ぎたら忘却の彼方・・・なんて(^_^;)

私は生徒さん達の呟きで若いころ・・・と頻繁に耳にしていたので、いつの間にやら、若いころ・・・が明るい未来への期待とともに、知っていれば・・・のノスタルジーとして意味合いが変容しておりました。

過去を振り返る時に、今の肯定(≒妥協、諦め)、その結果の今の未来の連続ではなく、未来へのより素晴らしい架け橋として今を、過去を生きられる(当然、過去の捉え方です)方法もあるのですから、たくさんの方々にこういう世界も身近にあるのだと知って頂けたらと思います。

まぁ、私がどうのこうのと言っても信憑性が乏しいですから、若いのに?一生懸命取り組んでいる方をご紹介しておきましょう。遠い目線の若いころ・・・にしたくない!!!というか、したら引退という方々です。だからこそ、一生懸命取り組んでいるのでしょうね。

お一人は、主にアメリカで活躍されているプロゴルファーの宮里藍さんです。フェルデンクライスを取り入れたトレーニングをしているそうです。

もうお一人は俳優の近藤芳正さんです。この方は職業柄もさることながらこの種のメソッドがお好きなようです。
【2012/05/31 16:20】 | フェルデンクライス・メソッド | トラックバック(0) | コメント(0)
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